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2020年
お誂えのものづくり

ノベルティー「ディフューザー」
株式会社 島津製作所

企業の文化を伝えるものづくり

島津製作所の大切なお客様に企業文化を伝えるための贈り物です。

「島津の森」で間伐されたヒノキで制作したディフューザーに同じヒノキから抽出したアロマオイルで香りを楽しんでいただくもので上海にある同社のグループ企業からの依頼です。

ディフューザーは創業からの理化器械をモチーフとし、朱漆に金の蒔絵で表現し、特製の紙箱に収めました。

企画・デザインは島津製作所デザイン室と新工芸研究会とのコラボレーションで行い、全体プロデュースとディフューザー制作及びパッケージのデザインと制作を新工芸研究会で担当しました。

2019年
お誂えのものづくり

コンセプトホイール「KYO no WA」
中央精機株式会社

工業製品における工芸の適応可能性の研究

自動車用ホイールメーカー中央精機との共同研究により、工芸による ”本物の魅力” のホイールでの表現・提案を目指しました。研究会であるという活動の基本姿勢を大切にし、自動車用部品である、ホイールに複数の伝統工芸技術を織り込むことで、新たな工芸の可能性を提案しました。

2019年
KYOTO KOUGEI WEEK

「今に活きるKOUGEIの魅力」
京都駅ビル開発株式会社

伝統工芸に新しい風を

「KYOTO KOUGEI WEEK」の関連イベントの一つで京都駅ビルから情報発信をする「今に活きるKOUGEIの魅力」展示会をおこないました。
「伝統工芸に新しい風を」をテーマに、伝統工芸の技術・素材・質感を大切にしながら新しい技術を取り込み、工芸の世界に新しい風を吹かせる「新工芸研究会」の紹介をすることができました。

2016年
お誂えのものづくり

「企業のお誂え」
株式会社 島津製作所

パトロネージュ

島津製作所を研究対象に選び、企業の歴史・伝統を生かしたものづくりの表現を行いました。創業からの理化器械をモチーフに、「迎(おもてなし)」「儀(さほう)」「設(しつらえ)」「贈(おくる)」「業(なりわい)」という5つのシーンで会員各社がプロトタイプを制作。島津製作所の新社屋の玄関ロビーにて提案の展覧会を開催しました。

2015年
琳派における目利きの研究

「目利きの復活は」
自主研究

琳派に学ぶモノづくりコトづくり

目利きが減っている今、いいものを作ってもうまく流通に乗せる「仕組み」が必要です。琳派をビジネスモデル視点で捉え、今風にアレンジすることができないだろうかという考察を行いました。

2013年
ミラノ万博へのコンセプト提案

「日本文化の2面生」

京都府

食と軽やかなしつらえ「味の野点」

京都府からの依頼でミラノ万博への京都からの提案を検討しました。

新工芸メンバーは生活様式に係るモノに関連しているため万博のテーマから「Food for better lifestyles/より良い生活様式のための食」に注目しました。

生活様式にかかわる総合的な伝統工芸の集積地・京都の職人目線から、そして復古的な視点だけではなく、現代性・国際性にも目を向けグローバルな視点にローカルの質のある遊びを加え、テーマを食と軽やかなしつらえ「味の野点」とし検討提案しました。

2012年
上質な日常へ

「秋の野に出でてランチせむ」COOL京都 赤坂サカス

質環 そんな生活が新しい

上質であること環境へのやさしさの両立。多くの工芸品は昔ながらの素材を用いて昔ながらの技術で作られています。痛んでも、ほとんどの場合お直しが可能です。ほんとうに良いもの、お気に入りのものを愛着を持って手入れしながら長く使う。そんな生活スタイルが、誇らしい。

2012年

花見の提案

「上質な儚さ」    

自主研究

宴のあとには何もない

桜の「はかなさ」に心魅かれ、日本人は「花見」という固有の桜の愛で方を見つけました。お天気次第の「花見」にもかかわらず、その日のため心のこもった工夫をも楽しんできました。新工芸研究会は、そんな楽しみ方にあるものを「上質なはかなさ」と名づけました。「仲間が集い、桜を愛で、宴のあとは何もない」という花見がどんなものか考え、提案いたしました。

2011年
Royal WaveRunner
ヤマハ発動機株式会社

工業製品における新しい価値づくり

京友禅、漆、蒔絵、西陣織などの京都の伝統工芸の技と美意識の粋を結集させたRoyal WaveRunner。性能だけではない新しい価値づくり、日本のモノづくりの姿勢の訴求、工業製品への「お誂え」の提案などを目指しました。

​2011年12月パリのボートショーのヤマハ発動機のブースで展示され話題となりました。

 (このモデルはコラボレーションをアピールするためのショーモデルです。)

2008年

携帯電話外装パネル     「Japan  TEXTURE」

ソフトバンクモバイル株式会社

長く使用できる上質の携帯電話

この頃の携帯電話は機能の進化が著しく、機種変更のタイミングが1年未満という状況でした。「長く使用できる携帯電話」を目指し、先端技術の携帯電話X伝統工芸のコラボレーションを企画提案しました。長く使い続けてもらうためには愛着を持ってもらう。その為に京都の伝統工芸の技術を活かしました。

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