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新工芸研究会

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いつの時代も新しいものを取り込み

変化を続けている京都で

 新工芸研究会  

 

新工芸研究会は京都が培ってきた工芸の素材や技術、感性、そして文化を新素材や新技術と融合させて、これからの暮らしを彩る新たなモノやコトを創出することを目的としています。

 

メンバーは各工芸分野で長年にわたりプロデューサー的立場からモノづくりに関わってきた企業が中心で、自らテーマを発見して研究しその成果を社会に提案していく研究提案型事業と、国内外の企業からの相談や依頼を受けてその課題に取り組む受託開発型事業の二つを活動の柱としています。

 

よりクオリティの高いものをより速く製造するための、分業という京都の生産システムとそれを支えているそれぞれの職人たちの技を、新たなテーマに応じ有機的に組み合わせて行うモノづくりは当研究会が最も得意とするところです。

大切にしているのは

長い時間をかけて育まれ共有される価値

文化とは、その社会の中で時間とともに育まれ、その社会に生きる人々が共通に価値を認め大切にしているものを指します。京都では公家、武家、社寺、そして町衆がその生活にかかわる文化を創り、千年にわたって一度も途切れることなく継承し、高めてきました。その文化を支え伝える有形無形の様々な仕組みが今も息づいており、工芸をはじめとする京都のモノづくりもその中にあります。

 

提供するのは

千年つらなる和の素材、和の技術、和の感性

研ぐ 編む 洗う 鋳る 彩る 打つ 置く 起こす 押す 折る 織る 描く 掛ける 固める 鍛える 切る 括る 繰る 組む 提げる 挿す 絞る 漉く 摺る 刷る 染める 叩く 断つ 裁つ 付ける 包む 紡ぐ 綴じる 煮る 縫う 繍う 塗る 練る 錬る 剥ぐ 挟む 嵌める 張る 貼る 引く 挽く 捻る 彫る 蒔く 曲げる 磨く 蒸す 揉む 焼く 湯のす 撚る 割る―

千年前から京都のモノづくりを支えてきた千の工程、千の手技。それらを有機的に組み合わせ、時代々々に例えば本阿弥光悦のような優れたプロデューサーが、各界からの様々な要請に応えて常に新しいものの創造に取り組んで来ました。

そのDNAを引き継いでいる新工芸研究会は、京都の人々が何代にもわたって伝え培ってきた和の素材と技術、感性、美意識と創造的モノづくりの仕組み、そしてプロデューサーと職人の連携を現代に生かし、国内外からの依頼に応えてあらゆる分野で工芸技術による最新鋭のモノづくりソリューションを提供していきます。

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